# 走り続けた750SSと、保存された750SS　クレイグ・マクディーン写真集『750 SUPER SPORT』刊行記念トークショー開催

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- Site: autonotch
- Category: モビリティ
- Published: 2026-10-29T18:00:56+09:00
- Modified: 2026-10-29T18:00:56+09:00
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ドゥカティの名車「750 Super Sport」を題材にした写真集の刊行を記念 ドゥカティジャパン株式会社は、写真家ク&hellip;

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ドゥカティの名車「750 Super Sport」を題材にした写真集の刊行を記念
ドゥカティジャパン株式会社は、写真家クレイグ・マクディーン氏による撮り下ろし写真集『750 SUPER SPORT』の刊行記念イベントで行われたトークショーの模様を伝えました。イベントは2026年10月23日に東京・千駄ヶ谷のUNDER R TOKYOで開かれ、マクディーン氏に加え、クラシックモーターサイクルのスペシャリストであるピーター・ボッジア氏、モータージャーナリストの宮城光氏が登壇しました。
写真集はSUPER LABOから発売されたもので、ドゥカティの歴史を代表するモデル「750 Super Sport（750SS）」を通して、モーターサイクルの美しさや歴史、人とバイクが紡ぐ物語がテーマとして語られました。会場のUNDER R TOKYOでは、写真、デザイン、ファッション、モーターカルチャーが交差するフォトエキシビションが11月6日（金）まで開催されており、入場は無料です。

同じ1974年式、正反対の人生を歩んだ2台
写真集の主役は、1974年式のドゥカティ750 Super Sport 2台です。1台はドゥカティ愛好家のキース・ヘイル氏が新車で手に入れ、約10万マイル（16万km）以上を走り抜いた車両。もう1台はローレンス・L・フォーストール氏が未走行のまま保存してきた個体で、1998年にはニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された「The Art of the Motorcycle」にも展示された歴史を持ちます。
走り続けた1台と、完璧な状態で残された1台。この対照的な2台について、ボッジア氏は「重要なのはバイクそのものではなく、その背景にあるストーリーです。オーナーがどう生き、どう乗ってきたかによって、そのバイクの価値や個性が形づくられるのです。」とコメントしました。さらに「私たちがいなくなった後も、このバイクたちは生き続ける。新たなオーナーが新たな物語を刻み、歴史は続いていく。」と述べ、モーターサイクルを単なる工業製品ではなく、世代を超えて受け継がれる文化遺産として語りました。

レースの血統とマクディーン氏が捉えた美
イモラ200マイルの勝利から生まれた公道モデル
750 Super Sportのルーツは、1972年のイモラ200マイルレースにあります。ポール・スマート選手とブルーノ・スパッジャーリ選手の750 Imola Desmoが1位・2位を独占し、ドゥカティの名を世界に知らしめました。そのレーシングマシンの血統を受け継いで誕生したのが750 Super Sportです。特徴的なグリーンフレーム、レーサーそのものとも言える設計思想、デスモドロミック機構を採用したエンジンを備え、現在もドゥカティ史上最も象徴的なモデルのひとつとして高い評価を受けています。ボッジア氏は「750SSはレーシング技術を初めて公道用モデルへ本格的に持ち込んだ特別なバイクです。」と説明し、「市場に存在した最も美しい量産モーターサイクルのひとつ」と表現しました。
コロナ禍での偶然の出会いから始まったプロジェクト
マクディーン氏は30年以上にわたり、ファッション、ポートレート、ファインアートの第一線で活躍してきた写真家です。今回のプロジェクトは同氏にとって極めて個人的な作品になったといいます。きっかけは2021年、コロナ禍にボッジア氏のワークショップを訪れた際、偶然出会った2台の750SSを撮影したことでした。マクディーン氏は「このバイクと向き合った時間は、まるで恋愛をしているような感覚でした。」と振り返っています。
写真集にはカラーとモノクロを合わせて43点を収録。塗装の表情や金属の質感、長年の使用で刻まれた痕跡までを克明に写し取り、それぞれのバイクが歩んできた人生を可視化しています。会場で実物大展示された750SSの作品には来場者から驚きの声が上がり、まるで目の前に実車があるかのような存在感を放っていました。
宮城光氏「快適だから楽しいとは限らない」
元MotoGPレーサーで、現在はモータージャーナリストとして活動する宮城光氏は、「バイクに乗っているときは、他のことを何も考えられません。乗ることだけに集中する。その時間が特別なのです。」とバイクの魅力を語りました。続けて「快適だから楽しいとは限りません。750SSのようなバイクは決して快適ではないかもしれませんが、だからこそ面白い。人が関わることで初めて完成する乗り物だと思います。」とコメント。ボッジア氏も「ドゥカティは私の人生そのものです。友情も仕事も、世界中とのつながりも、すべてドゥカティが与えてくれました。」と話し、会場のドゥカティファンから大きな拍手が送られました。

写真集と展示の概要
同じ工場から生まれながら異なる人生を歩んだ2台を通じ、モーターサイクルが人の生き方にどう影響し、どんな物語を生むのかを記録した本作。写真集の詳細と、関連イベントの会期は以下のとおりです。

写真集『750 SUPER SPORT』：写真 Craig McDean／テキスト Peter Boggia／アートディレクション Alex Wiederin／出版社 SUPER LABO
発売日：2026年10月22日
仕様：リネン装ハードカバー／120ページ、収録作品数43点（カラー・モノクロ）
価格：8,800円（税込）
Craig McDean × Peter Boggia TALK SHOW：2026年10月23日、UNDER R TOKYO（東京都渋谷区千駄ヶ谷）
Craig McDean Photo Exhibition at UNDER R TOKYO：2026年10月23日～11月6日
『750 SUPER SPORT』写真展：SUPER LABO STORE TOKYO、2026年10月22日～11月21日

出典：ドゥカティジャパン株式会社
