工進、京都開催の「SETC 2026」に出展 災害を想定したハイブリッド電源とHuman-Centric Designの開発事例を発表
ポンプや発電機、農業・園芸機器を手がける株式会社工進(本社:京都府長岡京市、代表取締役社長:小原 英一)は、第30回 小型パワートレイン技術国際会議「SETC 2026(Small powertrains and Energy systems Technology Conference)」に出展します。会期は2026年10月27日(火)から10月29日(木)まで、会場は京都市勧業館「みやこめっせ」です。
同社は「新商品開発への取り組み」として、2つのテーマで発表・展示を行います。1つは、災害時を想定したポータブル電源と発電機の連携ハイブリッドシステムです。もう1つは、人間中心設計(Human-Centric Design)とシステムズ・エンジニアリングの考え方に基づく、中小事業者でも可能な製品開発プロセスです。

二輪車や農機などの小型動力を扱う国際会議
SETCは、公益社団法人自動車技術会(JSAE)とSAE Internationalが共催する国際会議です。小型エンジンやモーターをはじめとするパワートレーン、それを応用した製品、エネルギーシステム技術や関連技術をテーマに、会議が開かれるほか、各社が技術・製品を展示します。
対象となるのは、二輪車、農業機械、発電機、園芸機器などに用いられる小型動力システムです。内燃機関から電動化、新エネルギー、製造技術まで、幅広い最新技術が議論されます。2026年は第30回の節目となる記念大会として、京都で開催されます。

工進が紹介する2つの開発事例
工進はブースとセッションで、「人と社会に調和し役立ちと安心をお届けする製品開発」をテーマに、2つの先進的な事例を発表します。
ポータブル電源と専用発電機による連携運転パワーソース
1つ目の事例は、災害時を想定し、ポータブル電源と専用発電機を連携運転させるパワーソースの開発です。適用製品はハイブリッドパワーシステムで、インバーター発電機「GV-18iSD」とポータブル電源「BPS-24LG」を組み合わせています。
災害時には継続的な電源供給が求められます。これに対応するため、ポータブル電源と専用発電機を連携させた自動起動ユニットを開発しており、その技術的な内容と製品を紹介します。あわせて、バッテリーレスのメリットや自動起動がもたらす価値など、各方面での「お役立ち」をカタチにする同社の技術と、今後の展開についても紹介します。
KOSHIN製品におけるHuman-Centric Design開発
2つ目の事例は、KOSHIN製品におけるHuman-Centric Design(人間中心設計)開発です。適用製品事例として、以下の製品が挙げられています。
- 耕うん機「EST-500」
- 充電式灯油ポンプ「BEP-10」
- 充電式噴霧器「BGT-5DR」
- ポータブル電源「BPS-6L」
この開発プロセスでは、まず顧客の声(VOC)からペルソナを設定します。次にコンテクスト・UX分析を行い、システムとしての製品設計を経て、実装設計とデザインの「見える化」へと、イタレーティブにモノづくりを進めます。発表では、耕うん機「EST-500」の開発での実践例を紹介します。さらに、製品デザインを通じた顧客への新たな価値提案や、事業デザインも踏まえた展開についても解説します。
開催概要と工進の出展場所
- 名称:SETC 2026(the 30th Small powertrains and Energy systems Technology Conference)
- 会期:2026年10月27日(火)~10月29日(木)
- 会場:京都市勧業館 みやこめっせ(京都市左京区岡崎成勝寺町9-1)
- 工進 出展コマ場所:みやこめっせ Asso Werke B1 Exhibition Hall B ブース番号31
工進は1948年の創業以来、「ポンプ一筋」のメーカーとして多種多様な商品とサービスを供給し、経験と実績を積み重ねてきました。現在は、ポンプ、発電機、草刈機、噴霧器、充電式家電製品、家庭用品の開発・製造・販売を手がけています。同社は創業100年に向けて、豊かな社会、産業、生活の創造に持続的な貢献を果たす企業であり続けることを目指しています。そのうえで、お客さまと向き合い、抱える現場の課題にフォーカスし、お役立ちできる「ベストソリューション」を提供できる、新しい価値を創造し続ける集団でありたいとしています。
出典:株式会社工進











