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台風25号で千葉県内のEV急速充電器「FLASH」無料開放、10月25日で終了 期間中の充電回数は平常時の約3.2倍に

台風25号で千葉県内のEV急速充電器「FLASH」無料開放、10月25日で終了 期間中の充電回数は平常時の約3.2倍に

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EV急速充電器「FLASH」を手がけるテンフィールズファクトリー株式会社(本社:京都府相楽郡精華町、代表取締役:市川 裕)は、台風25号の被害を受けた千葉県内で続けてきた充電器の無料開放を、2026年10月25日(日)で終了すると発表しました。被災地域でライフラインの復旧が進んでいることを踏まえ、この日を一区切りとしています。

台風25号で千葉県内のEV急速充電器「FLASH」無料開放、10月25日で終了 期間中の充電回数は平常時の約3.2倍に

記録的な大雨を受け、9月24日から充電料金を0円に

千葉県では2026年9月20日から21日にかけて、台風25号の影響で約40時間にわたり雨が降り続き、市原市や大多喜町などでは総雨量が480ミリを超える記録的な大雨となりました。県内各地で河川の氾濫や浸水被害が発生し、成田市では北印旛沼の堤防が決壊したほか、多くの市町村に災害救助法が適用されています。

同社は被災地域での移動や非常時の電力確保を支援する目的で、設置先・事業者の協力を得て、2026年9月24日から千葉県内で稼働していた6拠点・計8台の充電料金を0円に切り替えました。当時稼働していなかった2拠点は復旧後に対象へ加える方針とし、復旧した道の駅オライはすぬま(山武市)を追加して、7拠点・計9台で無料開放を続けてきました。もう1拠点のTHE FARM スロウマウンテン成田(成田市)は、無料開放期間中に稼働を再開できなかったため、対象に加えることができませんでした。

「FLASH」はOTA(遠隔制御)に対応しており、今回も対象充電器の充電料金を遠隔で速やかに0円へ切り替えられたとしています。

27日間で875回、充電電力量は約23,900kWh

無料開放期間中の2026年9月24日から10月20日までの27日間で、対象充電器9台の充電回数は合計875回、充電電力量は合計約23,900kWhとなりました。平常時にあたる2026年6月の1か月間の充電回数274回と比べ、充電回数は約3.2倍です。なお、この比較は2026年6月(30日間)と無料開放期間(27日間)を対象としたもので、6月時点で未稼働だった1台を含む9台合計の値のため、参考値とされています。

同社は、利用増加のすべてが災害に直接関連したものとは断定できないとしつつ、平時を大きく上回る充電需要があったことから、EV充電インフラを必要とする人が利用できる環境の一端を担えたのではないかと考えています。また、2026年8月の千葉豪雨に続く今回の対応を通じて、EV急速充電器が平時の移動だけでなく、災害時にも地域の移動や電力確保を支えるインフラの一つとして活用できることを改めて認識したとしています。

手続きのシンプルさを重視した充電環境

「FLASH」は、平常時から会員登録や専用アプリを必要とせずに使える仕組みを採用しており、クレジットカードや各種QRコード決済に対応しています。CHAdeMOとNACSの両規格に対応したモデルを中心に展開し、幅広いEVユーザーが利用できる環境を整えています。今回の無料開放では、通常必要な充電料金の支払いも不要とすることで、被災した人や復旧・支援活動に携わる人などが、より利用しやすい状態で運用しました。

災害時には通信環境や決済環境が平常時のように使えない場合や、普段の生活圏とは異なる地域で急きょ充電が必要になることも考えられます。同社は、平常時から手続きをできる限りシンプルにし、災害発生時には状況に応じて無料開放へ切り替えることが重要だとしています。さらに、EVはV2H(Vehicle to Home)などの設備を通じて対応車両に蓄えた電力を住宅等へ供給できるほか、車両の給電機能等でスマートフォンなどの電子機器を充電することも可能です。また、災害時には車内が一時的な避難や休息の場所として利用される場合もあります。同社は、こうした場面でEVを充電できる環境が確保されていることが、移動手段の維持だけでなく、停電時の電力確保や避難生活を支える一つの選択肢にもなるとしています。

10月26日から通常運用へ順次移行予定

千葉県内では10月上旬までに断水が全面的に解消し、停電もおおむね復旧しました。決壊した北印旛沼の堤防も緊急復旧が完了しています。道路や鉄道の一部では現在も影響が残り、生活再建も途上にあるものの、同社はライフラインの復旧が進んでいることを踏まえて無料開放の終了を決めました。今後も大規模災害等が発生した際には、地域の状況を確認しながら、必要に応じてEV充電インフラを活用した支援を検討・実施するとしています。

  • 無料開放期間:2026年9月24日(木)〜10月25日(日)
  • 対象地域:千葉県(市原市・鴨川市・山武市・大網白里市・八千代市・柏市)
  • 対象充電器:EV急速充電器 7拠点・計9台
  • 無料開放期間中の充電料金:0円
  • 通常運用への移行:2026年10月26日(月)より順次移行予定

出典:テンフィールズファクトリー株式会社