建設機械・トラックの中古部品を単体で売買へ アライオークションが「パーツオークション」を独立開催、初月の出品数は前年同月比42.1%増
荒井商事株式会社(本社:神奈川県平塚市、代表取締役社長:荒井亮三)が運営するアライオークションは、建設機械やトラックなどの中古部品に特化した「パーツオークション」を、2026年9月から独立して開催しています。これまで車両本体の付属品として扱われたり、処分されたりしていた部品について、単体で売買できる市場をつくり、再流通を後押しする狙いです。
初月にあたる2026年9月は、出品数が前年同月比42.1%増の3,397点、成約数が同37.7%増の1,994点となりました。

価格情報が十分ではなかった中古部品に専門の売買の場
建設機械やトラックの中古部品には、本体から取り外した後も修理・再生用として使えるものがあります。しかし、状態や仕様によって価値が変わるうえ、売り手と買い手が参考にできる価格情報も十分ではありませんでした。そのため、買取価格をどう判断するか、どこに販売するかが課題になっていました。
アライオークションは約7年前から、オートオークションの中に「パーツコーナー」を設け、建設機械やトラックなどの中古部品を取引できる機会を提供してきました。利用企業のニーズや取扱商材の広がりを受けて、2026年9月からは専門オークションとして切り離して開催しています。単体での取引機会が限られていた部品の売り手と買い手を結びつけ、取引を重ねることで部品単体の価値が評価され、相場が形成される市場づくりを進めていくとしています。

初月実績は出品数・成約数ともに増加
2026年9月の実績を、前年同月の「パーツコーナー」の実績と比べると、出品数は1,006点、成約数は546点増えました。
- 出品数:2025年9月 2,391点 → 2026年9月 3,397点(前年同月比42.1%増)
- 成約数:2025年9月 1,448点 → 2026年9月 1,994点(前年同月比37.7%増)
同社によると、これまでの開催実績の積み重ねやプロモーションなどによって、部品を単体で売却できることの認知が広がり、出品数の増加につながっています。また、処分費用や保管負担を背景に、部品メーカーなどでも余剰部品の出品に前向きな動きがあるといいます。買い手側では、国内での再利用に加え、海外での修理・再生に向けた調達需要も見られ、こうした国内外の売り手と買い手をつなぐことで、部品単体の取引機会が広がっているとしています。
商材別では、建設機械パーツの出品が増加しています。「パーツオークション」内に新設した建設機械パーツの専門コーナーの影響を受け、クラッシャーやバケットなどのアタッチメントの出品が伸びており、9月のアタッチメント出品数は前年同月の629点から839点に増加しました。

今後は相場形成とリユース部品の流通拡大を目指す
今後は取扱商材を広げるとともに、部品メーカーなどへの出品提案を通じて、余剰在庫や再利用可能な部品の流通を促進していく方針です。あわせて、取引データに基づく価格情報や部品情報の充実を進め、利用しやすい専門市場を育て、リユース部品市場の活性化と資源の有効活用に貢献していくとしています。
パーツオークションの担当者は、出品する会員から「部品にスポットを当ててくれてありがとう」という言葉を受けており、部品単体の売買をビジネスとして広げていくことへの期待を感じているとコメントしています。これまでは相場が分からず部品の買取を断っていたという話もあったといい、「この部品なら、これくらいの価値がある」と判断できるようになれば、見送っていた取引にも踏み出しやすくなるとしています。そのうえで、会員と協力しながら、部品の価値を生かせるビジネスの機会を増やしていきたい考えを示しました。
「パーツオークション」の開催概要
- 名称:アライオークション パーツ
- 主要会場:小山会場(出品・落札は全国のアライオークション会場から参加可能)
- 所在地:栃木県小山市粟宮548
- 開催日:毎週火曜日・土曜日
- 取扱商材:建設機械・農業機械・トラック関連部品など
アライオークションは、荒井商事株式会社が1987年に参入したオークション事業です。乗用車をはじめ、トラック・バス、建設機械、農業機械、フォークリフト、バイク、部品など、多様な商材を扱っています。荒井商事株式会社は1920年創業で、本社を神奈川県平塚市紅谷町17-2 第1荒井ビルに置き、オートオークション事業、食品流通事業などを手がけています。
出典:荒井商事株式会社











