ENNE ZERO、第3次先行予約は通常販売前の最後の割引価格に T350Pro向け600W化キットも在庫限りの特価で販売
株式会社ENNEが、ペダル付き特定小型原動機付自転車「ENNE ZERO」の第3次先行販売予約を実施しています。あわせて、既存モデル「ENNE T350Pro」をT600GR仕様に引き上げるパワーアップキットの在庫一掃セール、ENNE全車種に対応する配線コードカバーの発売なども案内しています。

T350ProをT600GR仕様にするキットが半額に
ENNE T350Proのオーナー向けに用意された「T600GR化パワーアップキット」は、通常価格50,000円のところ、特別価格25,000円(税込)で販売されます。在庫限りのセールで、購入はメール(info@ennegt.com)で受け付けています。
キットの内容は、高電流対応コントローラー×1とハイパートルク600Wモーター×1です。同社は、600W化によって加速性能と登坂能力が向上するとしています。取り付けはコントローラーとモーターを差し替える構成で、DIYでの作業にも対応しています。取付動画も公開されています。作業に必要な工具は次のとおりです。
- 2.5mm六角レンチ
- 5mm六角レンチ
- 18mmスパナ
作業は後輪モーターの交換とコントローラーの交換の2つに分かれています。最後に、すべてのナットとネジが確実に締まっているかをユーザー自身が確認し、ブレーキの効きや動作も調整したうえで使用するよう案内されています。

ENNE ZERO第3次先行予約の価格と納期
ENNE ZEROの第3次先行販売予約での価格は、14インチが199,000円(税別)、16インチが229,000円(税別)です。同社は、この価格を通常販売前の最後の割引価格としています。納期は2026年11月で、早まる場合は10月中にアナウンスするとしています。購入は公式販売ショップで受け付けています。先行予約販売での販売台数は5000台に迫る勢いだといいます。
製品版では試作機から3点が変更されます。リアキャリア下のボックスがよりスタイリッシュになり、スロットルは親指スロットルを採用し、最高速度灯もよりスタイリッシュなデザインになります。掲載写真のリアボックスは試作機仕様で、製品版ではウェーブフィンデザインを採用し、よりコンパクトな仕上がりとなる予定です。
主なスペック
- 速度モード:20km/h(アシスト比率5段階切替あり)
- 組み立て時サイズ:1360×570×1040mm/折り畳み時サイズ:750×500×600mm
- 重量:22kg、タイヤサイズ:14×1.95インチ
- 航続距離:アクセル走行時50km、自転車走行時142km~無限大
- 定格出力:600W、瞬間最大電力:1500W
- バッテリー:Panasonic等 48V10.5Ah
- 車体最大荷重:150kg、適用身長:140~210cm
- フレーム素材:アルミニウム合金、防水レベル:IP54
- ブレーキ:ディスクブレーキ、灯火類:LED
- 車体色:サンドロック/スノーホワイト/ワーロック/デスティニー
フレームはENNE T600GRのX303フレームがベースで、デザインはよりスマートなものに改められています。本機から48Vバッテリーを採用しました。コントローラーは3kW級電動バイクに匹敵する性能を備え、独自の「ZEROシステム」に対応する設計です。なお、蓄電池は基本的にPanasonic製セルの採用を予定していますが、原料確保の都合により、LGやSamsungなど同等性能の他社製品を使う場合があります。航続距離は体重や道路状況などで変動するため、保証値ではありません。

走行用ペダルと20km/h上限をAI制御で両立
ENNE ZEROのペダルは発電用ではなく、人がこいだ力をそのまま車輪の駆動に使う走行用の機構です。同社は、ペダルを備えることで特定原付の課題とされる「登坂能力」「航続距離」「電池切れ時の走行」を解決するとしています。ペダル付きは特許申請済みで、同社のみの仕様だとしています。運転できるのは16歳以上で、免許は不要です。
人力が加わる駆動系で20km/hの上限を成立させるため、同社は速度管理をモーター出力側だけで完結させず、制動側の制御まで含めて設計しました。その20km/h上限制御を支える中核技術の一つとして採用したのが、電磁ブレーキの一種であるダイナミックブレーキです。介入量はENNE ZEROシステムに搭載されたAIが、車速、ペダル回転、走行状態、電源状態をもとに演算します。同社によると、これは減速させる装置というより加速を抑える装置に近いもので、一般的なライダーの脚力であれば抑制はほぼ一瞬で解除されるといいます。電源オフ時には、走行を検知するとウェイクアップ機能が働き、必要なシステムが立ち上がります。また、人力1に対して5相当のアシスト感を目指す「1:5アシスト」構想も掲げていますが、これは今後の仕様展開に向けた開発構想で、最終仕様は今後の開発・試験を経て決定されます。

標準付帯の「安心保証」とアクセサリー展開
ENNE ZEROには、追加料金なしで全購入者が対象となる「安心保証」が付きます。保証期間はフレームが2年間、バッテリー・モーター・電装部品などが1年です。品質に起因する不具合については、部品代、修理工賃、本体の往復送料を同社が負担します。簡単に交換できる部品は無償で送付されるため、本体を預ける必要がありません。修理の相談は写真や動画で事前に受け付け、発送前に対応方法を案内する仕組みです。
アクセサリーでは、ENNE ZEROをはじめとするENNE全車種に対応する「ENNE専用配線コードカバー」を11月2日(月)に発売します。ケーブル類を保護して断線や擦れを防ぐほか、外観のドレスアップにも使えます。さらに、フレームにしっかり固定できる専用設計の大容量前かごも販売予定で、ENNE ZEROのデリバリーのタイミングで公式ショップに公開されます。なお、16インチ車であっても、駐輪ラックの形状によってはディスクブレーキやスタンド、配線などが干渉して使用できない場合があるとしています。
出典:株式会社ENNE











